学習塾で中学生向けに特別授業をしてきました。

じつは先日、八王子の花マル塾さんで、特別授業の講師を務めさせていただきました。
お話したテーマとしては「ゲームクリエイターの世界」。
中学生の子ども達に、世の中には色々な職業があるんだよ、という社会勉強的な内容です。

普段、幼稚園や小学生の子どもとはワークショップ等で接する機会があるのですが、
中学生という年齢層はほぼ初めてだったので、なかなか新鮮な体験でした。

お話させてもらった内容としては、ざっくり下記の様な感じです。

・ゲーム開発の現場ってこんな感じ
・ゲームが完成するまでに関わっている人たち
・ウチの会社が得意としている「演出」とういう制作分野に関して
・そもそも「演出」ってなに?
・演出制作の流れについて
・字コンテを書いてみよう
・簡単な絵コンテを書いてみよう
・なぜウチの会社が演出制作に力を入れてやっているのか
・質疑応答

そもそもなんですが、この年代ぐらいの子達って、
世の中に存在するコンテンツっていうものはすべて、誰か人間作っている感覚がないんだそうです。
(どこからかで勝手に製造されているイメージというか、人が絡んでいるという認識がない)

一応国語の授業枠内ではあったので、制作においてもコミュニケーションが大事です、というお話と、
「コミュニケーション=国語力」と考えると、いま励んでいる学業も無駄にはなりませんよ、という趣旨の事をお話してきました。

内容としては楽しんでいただけたみたいなので、初めての試みとしては成功だったのかな、と思います。
それと同時に自分が大人になってから当たり前に思っていたことが、そうではないのだな、ということも再認識した良い機会でした。